選択

一昨日の判断の話の続き。

 

 

最高の選択ではなく、選択を最高にする。

 

現代人は、情報に囲まれすぎていて、大量の情報が入ってくる。この状況で、ベストな選択をすることは非常に困難だ。なぜなら、人は選択肢が多すぎると思考が停止してしまうから。選択回避の法則が働いてしまう。

 

仕事はともかく、プライベートまで完璧に合理的な選択が出来れば良いが、実際そうはいかない。

独身ならともかく、結婚して子供がいると圧倒的に時間が足りない。

そんな時は、選択したことを最高にすることである。

そもそも、ベストな選択肢がないことの方が多い。しかし我々は、学校教育の中で答えが必ず一つの問題を10年以上も叩き込まれてるせいで、何をするにしても正解を求めてしまう。

これが間違いで、人生において正解なんてない。であれば、自分が選んだことを信じて最高の選択肢だったと思えるようにすれば良い。

それに、時間をかけて悩んで選んだって、即決で選んだってどうせ近しい選択肢に違いない。なぜなら、選択回避の法則は、結局最初に思っていたことを選択するということをいっているからだ。

 

 

マキシマイザーとサティスファイザーの話にも繋がる。

選んだあと、もっと良い選択肢があったはずだと思ってしまうのが、マキシマイザー。

選んだことで満足できるのが、サティスファイザー

幸せな人生を送るにはサティスファイザーになるべき。マキシマイザーは存在しない妄想のより良い選択肢に取り憑かれ、満足出来ない。

 

人生において、選択にあまり時間をかけすぎないようにしたい。

サティスファイザーになれるように、選択を最高と思えるように、その後の未来を大切にしたい。